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心療内科

堺市・三国ヶ丘の心療内科|堺そらはねメンタルクリニック

心療内科ってどんなところ?堺市・三国ヶ丘で心療内科をお探しの方へ

心療内科ってどんなところ?堺市・三国ヶ丘で心療内科をお探しの方へ現代社会において私達は様々な状況でストレスを感じながら日々を過ごしています。もしも、日常的に強い不安や疲労を感じ、眠れないなどの症状がある場合、それは体が助けを求めているサインかもしれません。心療内科は、ストレスや精神的な要因による健康問題の治療を行う専門医であり、心理的・身体的・社会的側面を総合的にサポートするのが特長です。

精神科との違い

精神科とは、うつ病や双極性障害、統合失調症など、主に精神症状が強く出る疾患を治療するところです。

しかし、心療内科は様々なストレスによる身体的な症状を専門的に治療する診療科です。例えば、頭痛、胃痛、不眠、吐き気など、誰もが身近に経験する体の不調があります。「胃がキリキリと痛む」「早めにベッドに入っても眠れない」といった症状がある時、心療内科を受診する方も多くいらっしゃいます。

ただし、明確な境界線が引かれているわけではないので、どちらを受診しても問題ありません。当院のように、精神科と心療内科のどちらの症状にも対応できる医療機関へ相談するのもお勧めです。

心の不調、こんなサインに気づいたら精神科・心療内科へ

不安や気分の落ち込みなどがひどい(心の症状)

気分が落ち込んだり、元気が出ないと感じたりすることは、誰にでもあることです。ただし、以下のような状態が2週間以上続いている場合は、心の不調のサインかもしれません。精神科・心療内科の受診を検討してみましょう。

  • 意欲が湧かず、何も手につかない
  • 何をしても楽しめない、気分転換できない
  • 理由もなく落ち込む
  • 人目が気になって怖く感じる
  • 他人の言動に敏感に反応してしまう
  • ちょっとした出来事にも強く動揺する
  • 自信が持てず、周囲に迷惑をかけている気がする
  • 集中力が低下し、考える力が落ちた

なかなか熟睡できない、途中で目が覚める(睡眠の症状)

睡眠の乱れも心の不調のサインの一つです。以下のような症状が2週間以上続く場合は、うつ病などの可能性もあるため、早めにご相談ください。

  • 寝つきが悪く、30分以上眠れない
  • 夜中に何度も目が覚める
  • 早朝に目覚めてしまい眠れない
  • 日中に強い眠気が続き、活動に支障が出る
  • わずかな音や光でも目が覚める

睡眠薬の使用に不安を感じる方もいらっしゃいますが、最近では薬に頼らない治療を提案するケースも増えています。不眠の改善は、気分や思考力、判断力の回復にも大きく関わります。

疾患にかかっていないのに身体的な症状が出る

ストレスによって、体のあちこちに異常が現れることがあります。内科で検査しても異常が見つからない場合、心の不調が原因かもしれません。

  • 繰り返す下痢や便秘
  • 頻繁なめまい
  • 緊張すると動悸や冷や汗が出る
  • 出勤時になると腹痛が起こる
  • 以前より疲れやすくなった
  • 原因不明の頭痛が続く
  • 生理が止まってしまった
  • 電車や人前で吐き気や動悸がする

食欲に関する症状

食欲不振や過食も、心のサインであることがあります。以下のような状態が続く場合は、精神科・心療内科の受診を検討してください。

  • まったく食欲がわかない
  • 勧められないと食事を取れない
  • 食事が美味しく感じられない
  • 食べても満足感が得られない
  • 食後すぐに吐いてしまう

堺そらはねメンタルクリニックの特徴

夜間・休日診療の強化

忙しい毎日で、日中に通院が難しい方でも安心してご利用いただけるよう、夜間や休日にも診療を行っています。

精神科専門医による確かな診療

日本精神神経学会認定の精神科専門医として、患者さまに信頼できる治療を提供します。

学術連携・研究主導モデル

大阪大学や浅香山病院と提携し、最新のエビデンスに基づいた医療を実践しています。

多職種連携による治療

医師・看護師・心理士などが連携し、柔軟で持続的な治療を提供します。

オンライン予約など通いやすさを重視

スムーズな予約が可能な環境を整備し、継続しやすい医療を目指しています。

認知行動療法や森田療法にも対応予定

専門スタッフによる心理療法を導入し、心のケアを多面的に支援します。

rTMSやECTによる治療抵抗性うつ病への対応

通常の治療で改善が難しいうつ病にも、先進機器を用いた治療を行います。

必要に応じた入院治療の選択肢

重症例には信頼できる連携病院での入院治療もご提案可能です。

持効性注射製剤(LAI)に対応

服薬管理が難しい方にも、長期効果のある注射治療を提案します。

コンサータなどADHD治療薬にも対応予定

注意欠如・多動症(ADHD)への治療薬処方も行う予定です。

当院の心療内科で診察が可能な疾患

下記に掲載する疾患はあくまで一例です。この他にも様々な症状やお悩みに対応していますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。

疾患一覧

  • うつ病
  • 双極性障害(躁うつ病)
  • パニック障害
  • 社交不安障害(SAD)
  • 全般性不安障害(GAD)
  • 強迫性障害(OCD)
  • 適応障害
  • 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
  • 統合失調症
  • 不眠症
  • 認知症(アルツハイマー型認知症、血管性認知症など)
  • 境界性パーソナリティ障害
  • 注意欠如・多動症(ADHD)
  • 自閉スペクトラム症(ASD)
  • 摂食障害(拒食症・過食症)
  • アルコール依存症

など

心療内科の選び方:堺市・三国ヶ丘駅周辺にお住まいの皆さまへ

心療内科の選び方のポイント

心療内科の選び方:堺市・三国ヶ丘駅周辺にお住まいの皆さまへ心療内科の選択において重要なポイントは、以下の4つがあります。

  • 初診予約がスムーズにできるかどうか

  • 心理療法やカウンセリングが受けられるか

  • 精神科専門医/精神保健指定医が在籍しているか

  • 急な悪化に備えて、急性期病院と入院連携があるか

  • 同一の医師が良くなるまで伴走してくれるか

初診予約がスムーズにできるか

予約が取りづらい医療機関を選んでしまうと、受診までに症状が悪化する恐れがあります。特に、予約枠が制限されていると、希望の受診日時を選ぶことが難しくなることもありますので、予め取りやすさを確認しておくことが大切です。

当院では、WEBを通じて簡単に予約できます。24時間いつでも空き状況をご確認いただけるので、予約の手続きがスムーズです。心療内科の選択に迷われている方は、ぜひご検討ください。

心理療法やカウンセリングも受けられるか

治療において薬物療法だけでなく、精神療法やカウンセリングが取り入れられているかも確認しましょう。治療の選択肢として広く利用されているのが「認知行動療法」です。このアプローチは、否定的な思考パターンを肯定的なものに変えるトレーニングを行うことを目的としています。加えて、カウンセリングでは、カウンセラーと対話を通じて自身の感情を整理し、ストレスの原因や克服方法を見つけ出すことができます。

精神科専門医/精神保健指定医が在籍しているか

精神科専門医や精神保健指定医は、通常の医師免許に加えて数年間の専門研修と厳しい試験を突破した“心のスペシャリスト”です。

うつ病・双極症・発達特性など一見似た症状を正確に見分け、薬の効き方や副作用リスクを先回りして調整できるため、遠回りせず最短ルートで自分に合う治療へ進めます。誤診や過剰投薬による時間的・経済的ロスが減り、再発防止の指導も受けやすくなります。

まず、HPに医師名と資格が載っているか確認してみましょう。

急な悪化に備えて、急性期病院と入院連携があるか

症状の悪化によって、生きていることが辛いと感じる時、誰かに相談したいけれど、どこに頼ればいいかわからない。そんな苦しみを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。また、ご家族が幻覚や妄想といった症状に苦しみ、どう対応すれば良いか途方に暮れてしまうこともあるでしょう。

そのような時、連携している急性期病院が明確に示されているクリニックは、まさに頼れる存在となります。もしもの時には、速やかに適切な医療機関へと繋げてもらえる安心感は、計り知れません。

さらに、外来でのカルテがスムーズに共有されるシステムがあれば、入院後もこれまでの治療経過を踏まえた上で、途切れることなく治療を受けることができます。これは、患者さんにとってはもちろん、ご家族にとっても大きなメリットです。「万が一の時には、安心して身を寄せられる場所がある」という状況は、精神的な支えとなり、回復への大きな力となるでしょう。その安心感そのものが、治療を進めていく上で非常に重要な要素となるのです。

同一の医師が良くなるまで伴走してくれるか

心の治療は小さな変化を拾い上げながら薬や生活指導を微調整する“長距離走”です。

診察ごとに医師が替わると、そのたびに症状の経緯や家庭・仕事の背景を説明し直す負担が増え、細かなサインが見逃されがち。逆に同じ医師が一貫して並走してくれると、わずかな表情の違いから薬の減量やカウンセリング切り替えを提案でき、回復までの距離がグッと縮まります。

予約時に担当医は固定か、相性が合わなければ変更可能かを確認し、腰を据えて通える体制か判断しましょう。

心療内科に関するよくあるご質問

精神科・心療内科に行くのが不安です。

精神科を訪れることに不安を感じている方は少なくありません。しかし、近年では人間関係や仕事のストレスなどを背景に、精神的な悩みを抱える方が増えています。

実際に、精神疾患を有する総患者数は令和3年4月1日時点で約419.3万人(入院:約30.2万人、外来:約389.1万人)にのぼるという調査結果があります。このことからも、がん・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病と並び、精神疾患も「五大疾病」に位置づけられており、誰にとっても身近な問題となっていることがわかります。

精神の健康は誰もが向き合う可能性のあるテーマです。不安を感じることは自然なことですが、ひとりで抱え込まず、専門家に相談してみるのもひとつの選択です。

出典:厚生労働省|地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会(PDF)

処方される薬に依存してしまいそうで心配です。

心療内科では、抗うつ剤や睡眠導入剤などを用いた薬物療法が行われます。一方で、薬を使わずに対話によって心の状態を改善する「心理カウンセリング」が選択されることもあります。

内科の病気とは異なり、心の不調は目に見えにくいため、「薬に頼るのが怖い」「依存してしまわないか心配」と感じる方も少なくありません。しかし、現在の心療内科では、依存性に配慮した安全な治療が基本とされています。

薬への依存が心配な方へ:安心できるポイント

  • 医師の指示に従って正しく服用すれば、依存を過度に心配する必要はありません。
    → 最近の心療内科では、依存性の高い薬は避けられ、できるだけ少量での治療が重視されています。
  • 抗うつ薬は、最初から効果が強すぎるものは使われません。
    → 副作用や体調の変化を確認しながら、少量から慎重に薬を調整していきます。
  • 効果の確認は、服用開始から6〜8週間後が目安です。
    → 効果が現れるまでに時間がかかるため、焦らず様子を見ながら調整を行います。
  • 薬の効果を実感しても、体調の回復には数ヶ月〜1年ほどかかる場合もあります。
    → 継続的な医師のサポートのもと、無理のない回復を目指します。
  • 急な断薬・減薬はリスクがあるため、必ず医師と相談を。
    → 離脱症状(不眠や体調悪化など)のリスクを避けるためにも、薬の中止・変更は医師と一緒に判断することが大切です。

軽い気持ちで心療内科・精神科に行っても大丈夫?

大丈夫です、ぜひいらしてください。 心療内科では、多岐にわたるアプローチを通じて心の健康を守っていきます。薬物療法やカウンセリング、生活習慣の改善などが中心であり、これらの治療は症状の早期改善に繋がります。特に、心の問題への適切なアプローチは、早い段階で行うことが大切です。 精神的苦痛やストレスを感じた際には、独断で耐え続けるのではなく、きちんと医療機関で相談するのが望ましいです。そうすることで、問題を早く解決し、さらなる健康への悪影響を防ぐことに繋がります。 ただし、症状があるからといって、すぐに専門的介入が必要になるとは限りません。症状が軽く、発症して間もない場合は、時間が経過するにつれて自然と良くなることもあります。しかし、2週間以上も症状が続く場合は、心療内科や精神科へ受診することを検討しましょう。 心の健康は、QOLに大きな影響を与えるため、些細なことでも相談し、適切なアドバイスを求めることが重要です。

通院歴がどこにもバレたくない場合はどうしたらいい?

通院履歴は、健康保険団体の守秘義務によって保護されます。これにより、個人の通院情報が第三者に漏れることはないと規定されています。この措置は医療情報のプライバシーを保護するための法的措置であり、患者様の安心・信頼を確保する上で守られています。

心の不調を放置しているとどうなりますか?

心の不調を放置すると、症状が悪化・慢性化しやすく、回復までに時間がかかるようになります。 例えば、うつ病の場合、早期に治療を始めれば回復しやすいですが、放置すると治療に反応しにくくなり、「治療抵抗性うつ病」と呼ばれる状態に進行することもあります。 気になる症状があれば我慢せず、早めに専門機関へ相談することが大切です。