TOPへ

初めての方へ

初めての方へ|堺そらはねメンタルクリニック

初めて心療内科を受診される方が安心してご来院いただけるよう、初診の流れや必要な準備、診察で話す内容、費用についてご案内しています。診断・検査方法についてもわかりやすくご説明しますので、堺市・三国ヶ丘周辺で心療内科・精神科をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。

心療内科を初めて受診される方へ

心療内科を初めて受診される方へ 心療内科を初めて受診される際、診察までの経過について気になり、不安に感じることはありませんか。「何を話せばいいのか」「どんな流れで診察が進むのか」といった不安を感じる方も多くいらっしゃいます。
心療内科は、一般的な内科とは異なり、心療内科では患者さんの気持ちや生活背景に寄り添った診察が行われます。
このページでは、心療内科の初診時に話す内容や、初診の流れについてわかりやすくご案内しています。「初めての心療内科でうまく話せるか不安」「どんな準備が必要なのか知りたい」と感じている方にも、安心して受診いただけるよう、ポイントを丁寧に解説しています。
つらい気持ちを抱えている方が、ためらわずに一歩を踏み出せるきっかけになれば幸いです。

初診の流れと必要な準備

初診時に知っておきたいポイント

心療内科の初診は予約がおすすめな理由

心療内科やメンタルクリニックでは、診察時間が限られていることや、患者様一人ひとりに時間をかけた診察が求められることから、多くの医療機関で予約制を導入しています。特に心療内科を初めて受診する場合は、問診や診察に時間がかかることもあるため、事前予約をしておくことでスムーズに受診が進みやすくなります。
また、予約なしでも対応可能なクリニックもありますが、待ち時間が長くなる可能性があるため、ご都合や体調に合わせて事前に予約することをおすすめします。

スムーズに受診するための準備

また、当日予約・受診できる医療機関もありますので、すぐに受診したい方はお問い合わせてみましょう。
診療時間や初回診察の予約受付時間は病院によって異なるため、事前に診療時間やホームページなどをご覧いただくと、よりスムーズに初診の準備ができます。
当院ではWEB予約だけでなく電話予約でも初診予約を受け付けておりますが、当日の受診も可能なように適宜調整を行っています。お気軽にお問い合わせください。

1受付・必要書類のご提出

初めての来院時には、以下の書類をご持参ください。

  • 健康保険証
  • 医療証(お持ちの方)
  • お薬手帳(服用中の薬がある方)
  • 紹介状(他の医療機関から転院される場合)

また、当院ではマイナンバーカードによる「マイナ保険証」にも対応しております。ご希望の方は受付にてお申し出ください。

2問診票のご記入

当院では、カルテ作成のために事前のWEB問診をご案内しております。基本情報に加え、現在の症状や過去の経過、生活習慣、アレルギー、既往歴などを入力していただきます。
WEB問診をご利用いただくことで、当日の受付や診察がスムーズになります。また、自分の体調や悩みを事前に整理できるメリットもあります。
もちろん、症状や経緯について詳細に記載できない箇所は、無理をせずご記入いただかなくても問題ありません。診察時に医師が丁寧にお伺いしますので、ご安心ください。なお、初回診察では必要に応じて心理検査などを行うこともございます。

3予診・初期のアセスメント

心療内科や精神科では、診察に入る前に、情報を広く収集するために、時に予診(初期ヒアリング)を行うことがあります。症状の経緯、生活環境、職場や家庭の状況などをお伺いし、初診時の参考とさせていただきます。症状に直接関係がなさそうな内容でも、治療に役立つことがありますので、不安なことや気になることがあれば遠慮なくお話しください。

4診察・カウンセリング

予診の情報をもとに、医師が本格的な診察を行います。症状の原因や心身の状態を確認し、必要に応じて薬の処方や治療計画のご提案を行います。診察では、お薬による治療だけでなく、カウンセリングや心理療法、職場への配慮(診断書の発行など)も含めた対応を行います。

5検査(必要がある場合にのみ、採血・心電図を行うことがあります。)

症状や処方、疾患の状況に応じて、診察後に採血や心電図などの検査をご提案することもあります。より正確な診断や副作用の早期発見を目的としています。

6お会計と次回のご案内

診察、採血、心電図などの各種検査が終わりましたら、お支払いのご案内を行います。近年、クレジットカード支払いを受け付ける心療内科や精神科が増えています。当院も、各種クレジットカードによるお支払いに対応可能です。

7処方箋や診断書のお渡し

お薬が必要な場合は処方箋をお渡ししますので、お近くの調剤薬局でお受け取りください。診断書を希望された方には、内容をご確認のうえでお渡しいたします。
次回診察の予約がある場合は、診察予定日をお知らせいたします。変更やご相談がある場合は、お気軽にご連絡ください。次回の診察日前に体調に変化がある方や相談事がある方は、診察予約日の変更も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

まとめ

心に抱える困難や疑問があるときは、ひとりで抱え込まず、早めに専門機関へご相談ください。
時間の経過とともに症状が悪化することもあるため、「少し気になるな」と思った段階で、心療内科やメンタルクリニックの受診をおすすめします。早めのご相談が、回復への第一歩になります。

心療内科での診察では何を話すの?

心療内科での診察では何を話すの? 心療内科を受診したいと思っても、「初診の際に何を話せばいいのか」と不安ですよね。最初の一歩を踏み出すのは勇気がいりますが、あらかじめ話す内容をイメージしておくと、安心して受診できるようになります。
ここでは、初診時に心療内科で話すべきことを分かりやすくご紹介します。初めての受診に迷いや戸惑いがある方も、ぜひ参考にしてください。

どのような症状があるのか、いつからあるのか

まずは、症状がいつ頃から現れたのか、どのような経緯で受診を決めたのかをお聞かせください。余裕があれば、最初に現れた症状や気になった変化をノートやメモに書き出しておくのもおすすめです。頭の中が整理され、初診の際にスムーズに伝えやすくなります。心療内科を初めて受診する場合、うまく説明できなくてもまったく問題ありません。話しにくいと感じたり、気持ちが不安定になりそうなときは、無理に話す必要はありません。焦らず、自分のペースで向き合っていきましょう。

食事や睡眠に悪影響を及ぼしていないか

食事や睡眠の変化は、心や体の状態を知る手がかりになります。そのため、初診時には食欲や睡眠の様子についてお伺いすることがあります。受診前にあらためて自分の状態を振り返っておくと、話しやすくなるかもしれません。もちろん、話したくないと感じた場合は無理をしなくても大丈夫です。

現在のライフスタイルについて

初診時には、症状だけでなく、現在の生活環境についてもお伺いすることがあります。
お仕事やご家族のこと、人間関係など、少し踏み込んだ内容をお尋ねする場合もございます。ご負担に感じられるようでしたら、無理にお話しいただく必要はございません。ただし、これらの情報が症状の背景や治療方針を考えるうえで大切な手がかりとなることもございますので、可能な範囲でお聞かせいただけますと幸いです。

これまでの経歴や治療歴について

初診では、症状だけでなく、現在の生活環境についてお伺いすることもあります。仕事や家族、人間関係などについて、少し踏み込んだ内容になることもありますが、話したくない場合は無理に話す必要はありません。ただ、そういった情報が症状の背景や治療方針を考えるうえで役立つこともありますので、可能な範囲でお聞かせいただければと思います。

今後の治療に対する希望や不安

今後の治療を行う際に、どのような治療をご希望されるかお尋ねします。
例えば、薬物療法に対して不安を感じている場合、率直にお伝えいただくことで、安心して治療を受けていただけるような提案を行います。
また、通院が難しいと感じられる方には、訪問診療やオンラインでの診察が受けられるようになる可能性もあります
患者様1人ひとりに合った治療を行っておりますので、ご希望の治療内容や不安な点など、お気軽にご相談ください。

初診時の心理的負担を軽減する方法

事前に情報を得る

初診時にどんなことが行われるのかを知っておくと、心の準備がしやすくなります。病院のウェブサイトや電話で診療の流れについて確認したり、心療内科がどのような診療を行うかについて調べておくと、予期せぬことに驚くことが少なくなります。

自分の気持ちや症状を整理しておく

何を話すかを事前に考えることで、診察時に伝えやすくなります。自分の症状や気になることをメモしておくと、緊張して忘れてしまうことを防げます。また、感情的になりやすい場合は、冷静に伝えるために心の準備ができます。

心療内科への理解を深める

心療内科は精神的な支援を行う場所であり、治療の一環として医師と話をすることが大切だと理解することが、緊張を和らげる助けになります。専門の医師がサポートしてくれることを知ると、少しずつ安心感が生まれるかもしれません。

自分のペースで進める

初診で全てを話さなければならないというプレッシャーを感じることがありますが、自分が話せる範囲で無理せず進めることが大切です。医師はそのペースに合わせて話を聞いてくれるので、焦らず自分にできることから始めましょう。

心療内科に行くべきか?判断基準について

「どのタイミングで心療内科を受診すればよいのか分からない」という声をよく耳にします。ここでは、心療内科の受診が推奨される症状についてご紹介します。

受診が推奨される症状の例

うつ状態が2週間以上続く

私達は、強いストレスを受けた時に、一時的に落ち込んだり元気がなくなったりすることがあります。これはストレスに対する正常な反応です。
もし、このようなストレスによるショックでイライラしたり、何をしても楽しめなかったり、1日中憂鬱になったりするなど、何に対しても意欲がわかないといった心の変化が2週間以上続く場合は、心療内科を受診することをお勧めします。

思考力や集中力が低下する

  • 今までにないほどの落ち込みが続いている
  • 自分などいない方が良いのではとネガティブな方向に考えてしまう
  • 思考力や集中力が低下している

などに当てはまる時は、心療内科を受診するタイミングです。
特に「死にたい」と発言した経験がある、思ったことがある場合は、ストレスが心に深い影響を与えているかもしれません。もし、周りで誰かがそんな言葉を口にした場合は、すぐにその方に心療内科を受診するよう勧めてください。

日常生活に悪影響を及ぼしている

落ち込みにより仕事を欠勤していたり、自宅に引きこもって他人と交流したがらなかったりするなど、通常の日常生活の機能が損なわれている場合は、できるだけ早く専門の心療内科を受診し、ストレスの原因を見つけましょう。
心の病気は適切な治療を受ければ、少しずつ改善されていくものです。
心療内科を訪れる第一歩を踏み出すことは、本当に勇気が必要なことです。
当院では、患者様がその一歩を踏み出す際の真摯な気持ちを大切にし、回復に向けて全力でサポートさせていただきます。
ご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。

心療内科での診断・検査方法

心療内科での診断は、患者様との対話を中心としながら、必要に応じて各種検査を組み合わせて進めていきます。以下に主な診断項目を説明します。

詳細な問診

  • 現在の症状と経過(いつから、どのような状況で)
  • 日常生活の様子(睡眠、食事、運動習慣)
  • 仕事や学業の状況
  • 家庭環境や人間関係
  • ストレス要因の特定
  • 過去の治療歴や既往歴

心理検査

  • 不安尺度検査(SDS、HAD尺度など)
  • うつ病評価尺度(PHQ-9など)
  • 性格検査(必要に応じて)
  • ストレス評価テスト

身体検査と補助検査

  • バイタルサイン測定(血圧、脈拍、体温)
  • 身体症状の確認
  • 必要に応じた血液検査
  • 状況により脳波検査やMRIなどの画像診断

診断書について

診断書を希望される場合は、診察の際にその旨をお伝えください。診断後、必要な内容をもとに診断書を作成いたします。通常、診断書の作成には数日かかることがありますので、余裕をもってご依頼ください。

心療内科でかかる費用について

心療内科の費用は、保険診療か自費診療かによって異なります。ここでは、初診・再診の費用の目安をご案内します。

保険診療の場合

まず、保険証を使って診療を受ける場合についてです。

初診の場合

診察料はおおよそ1,500円〜3,000円程度です。病院やクリニックの規模や地域によって異なりますが、一般的にはこのくらいの金額が目安となります。

再診の場合

1回の診察料は1,000円〜2,000円程度で、継続的な治療を受ける場合はこちらの料金がかかります。
さらに、薬を処方されることがあります。処方される薬の種類や量によって異なりますが、月に1,000円〜3,000円程度の費用がかかることが一般的です。

自費診療の場合

一方で、保険が適用されない自費診療の場合、費用が全額自己負担となります。

診察料

施設によって異なりますが、1回の診療で5,000円〜10,000円程度が一般的です。心療内科や精神科の専門的な治療が必要な場合、こちらの料金がかかります。
※心理療法(カウンセリング)を受ける場合、1回のセッションが3,000円〜8,000円程度になることが多いです。治療の内容や時間によって変動しますので、詳細は事前に確認することをおすすめします。